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四間道町並み保存地区

名古屋城下の商人町の面影が残る美観地区

名古屋の貴重な歴史的町並みの一つとして、「有松」「白壁・主税・橦木」「中小田井」と共に町並み保存地区に指定されている「四間道」。正確には、堀川の五条橋〜中橋の間、川の西側沿いの大船町通とその西の「四間道」周辺の約2.8haが「四間道町並み保存地区」です。
江戸時代、この界隈は堀川の舟運で発展した商人の町でした。四間道はもともと堀川沿いの商人町と農村地の境界を成す道でしたが、元禄13年(1700年)の大火後に防火の目的と商業活動のため、道幅を4間(約7m)に拡張したことから「四間道」と呼ばれるようになったといいます。特に火事の延焼を効果的に防ごうとした尾張藩は、四間道の東側の石垣の上に蔵を造り、防火壁の役割を持たせることを推奨。元文年間(1740年頃)に、石垣の上に建つ土蔵群と趣ある町家が通りに面して建ち並ぶ、現在の四間道の景観が形成されました。戦災の被害も比較的少なく、当時の蔵や伝統的な建造物が現存する四間道界隈は、今ではその風情を生かした飲食店なども立ち並ぶ人気の散策コースとなっています。

DATA

【住所】名古屋市西区那古野1
http://shikemichikaiwai.jp/